【Bリーグ】第21節G2アルバルク東京vs琉球ゴールデンキングス

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23-24シーズン
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■ボックススコア

Bリーグ公式より

Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2024/02/04 A東京 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
B.LEAGUEの「試合情報詳細」をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。

■ファストレビュー

STARTING FIVE
#4 ヴィック・ロー
#7 アレン・ダーラム
#14 岸本隆一
#30 今村佳太
#53 アレックス・カーク

松脇が首の痛みでロスターから外れ、スタメンをいじってきた桶谷キングス。3ビッグが強度高く機能し外国籍選手中心に得点を重ねていく。2Qは岸本が3本の3ポイントでスコアを伸ばす。前半で最大26点差のリードを奪い一方的な展開になるが後半にアルバルク東京が反撃。帰化選手のロシターと外国籍選手サイズを中心に得点を伸ばしジリジリと差を詰めていく。4Qにはメインデルの得点も加わり残り2分で東京がリードを奪うがキングスが意地を見せて再逆転。ラスト2.1秒を守り切りキングスが前日の借りを返した。

A東京 74-76 琉球 シリーズ1勝1敗

■岸本を中心にチームが躍動

岸本隆一
31分出場
12得点
3アシスト
4スティール!!

Bリーグ開幕戦を知る岸本がチームを引っ張る!

12得点3アシストはいつも通りの活躍だけど気迫の4スティール【キャリアハイ】!いやーカッコいいですね。キングスの歴史を知る岸本が代々木第一体育館でキャリアハイの気迫でチームを勝利へ導く姿は純粋にカッコいい。

得点の全てが岸本の代名詞である3ポイントであること何かストーリーが込められている気がする。

Bリーグ開幕戦で2連敗して打ちひしがれていた当時の自分に伝えたいよね。

「岸本がベテランになって【エリート集団】アルバルク東京を倒すんだよ」って。でもリーグ戦での成績はこれで1勝1敗となったわけで・・・

これ勝負はチャンピオンシップで決着をつけよう。

■リバウンドで暴れ散らかすキングス

リバウンド数
東京 34-43 琉球

Bリーグ公式より切り抜き

お互いがインサイド、リバウンドに対してプライドを持つチームなだけに、リバウンド数でアルバルク東京を上回ったのはキングスにとって数字以上に大きな意味を持つ。

たつまるは東京がリバウンドに手を抜いていたように見えなかったしむしろ日本人選手も含めてキングス以上にリバウンドの意識が高かったように思う。

その中で9本の差はデカい。

リバウンドが強いチームスタイル同士の対戦でリバウンドはキングスが強いことを証明したのはBリーグ全体にとっても大きなトピックになったと思う。

■A東京、後半の猛攻

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルで4Qを見ていました。アルバルク東京の猛攻がえぐい。さすが歴代最強レベルのチーム。

デカいんだよね単純に。怖すぎる。

後半は東京のゾーンやヘルプディフェンスに捉まってしまいキングスは得点が伸び悩み、東京がグッドディフェンスからのリバウンドとリズムをつかんで猛攻に繋がってしまう。

26点あったリードがみるみる溶けて4Q残り2分で東京が逆転。

そこからキングスが粘りフリースローで再逆転して勝利を収めるが、メインデルを中心にした東京オフェンスの爆発力は体感出来ていて良かった。もしチャンピオンシップでやることになったらこの経験が効いてくると思うよ。

■カークーリー問題噴出ゥ!どうする桶谷HC!

カークーリーの共存はシーズン序盤戦で証明していたが、帰化選手としてのカークとクーリーの共存は難しいかもしれない。

いや出来るよ。やろうと思えば。

でも帰化選手カークの利点をフルに活用するならやっぱりON3が一番なわけで

カーク+クーリー+ローorダーラムよりもカーク+ダーラム+ローの方がバランスが良い

でもクーリーはやっぱりインサイドの覇者であり、リーグ№1センターである事は間違いない。

難しい!!

どうすんのこれ?めっちゃ難しい!ちなみにカークーリー問題に加えてヒューの起用ポイントの問題もあるからな。3ポイントの無いセンターが3人居るチームっていうのは現代バスケにおいて世界でも稀だと思う。

ただBリーグはインサイド至上主義なリーグで、桶谷HCはインサイドのコントロールが上手い名将。

桶谷HCがBリーグにおいて新たな「解」を導き出す事が出来れば、ぶっちゃけどこのチームもキングスを止めることはできない。Bプレミアが始まるまでリーグのバランスを壊し続ける最強チームが爆誕する。

新たな「解」はどんな戦術でどんな起用ローテーションなのか・・・桶谷HCの采配に全俺が注目している!

■球団の歴史を塗り替える大きな1勝

ぶっちゃけ個人的には雑草軍団もカッコいいと思っているし、そう呼ばれている中でエリート集団を倒すのがカッコいいとすら思っている。

でもね。やっぱり悔しい人も多いんですよ。

西地区6連覇、昨季Bリーグ制覇、これだけの実績を残してもなおキングスのことを「雑草」という扱いは変わらないわけで、

そんな中、始まりの地(代々木第一体育館)で因縁の相手に勝利をおさめたことは球団の悔しい歴史を変えることが出来た。そして桶谷大HCがその想いを背負って戦ってくれていたことがわかって心底うれしく思う。背負わせてしまって申し訳ない気持ちもあるけど、それよりも感謝とうれしい気持ちの方が上回っている。本当にありがとう桶さん。

そしてバスケットLIVEの勝利者インタビューで岸本が言っていた「良くも悪くも思いのある場所で・・・でもそれから月日は流れて、自分たちが経験して積み上げてきたことを出すことが大切だと思っていたので勝ちという結果に表れてよかったです」って言葉がかっこよすぎる。

バスケットLIVEの勝利者インタビューが見れてない人は岸本のインタビューを見てほしい。テンプレの言葉じゃなくて自分で感じたことを内側から引っ張って言語化しているのがアリアリとわかる素晴らしいインタビューだよ。

■まとめ

俺たちは強い!ドン

よろしい・・・まで大事(笑)

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