2月のバイウィークを経て3週間ぶりに再会したBリーグ。各地区優勝争いやCS出場順位争いが現実的になってくる終盤戦がとうとう始まる!
バイウィーク明け、キングスが対戦したのは今シーズンのレギュラーシーズン圧倒的首位の
三遠ネオフェニックス!
けが人を有しながら39勝5敗の圧倒的な数字を誇る三遠は、バイウィークでコンディションが回復した佐々木隆也(180cm/PG/SG)と細川一輝(187cm/SG)がロスターに復帰。
バイウィーク明けのうちなーたいむに定評のあるキングスは愛知の不死鳥に対してどういう戦い方をしたのか・・・詳しく書いていきますので最後まで見てくれると嬉しいです。
それではTIPOFF!
■結果・ファストレビュー
STARTING FIVE
#4 ヴィック・ロー
#7 アレン・ダーラム
#14 岸本隆一
#15 松脇圭志
#53 アレックス・カーク
代表活動でチームから離脱していた今村をスタメンから外して松脇を入れてきた桶谷HC。古巣との対戦で気合の入る?松脇が1Qから4本のスリーポイントを沈めHOT。流れそのままに3ビッグとクーリーがインサイドを支配しスコアを伸ばすも三遠もシュートが落ちず53-58とハイスコアで前半を折り返す。
後半は三遠が積極的にアタックして三遠が8点のリードを奪うが全員の歯車がかみ合ったキングスが走攻守で三遠を圧倒して逆転。4Qに2-24のランをぶちかましてBリーグ全体首位から会心の勝利!
三遠88-107琉球
キングスWIN!
■重要な試金石
G1勝利したキングスだったけどこの試合はかなり重要な試金石となる試合だった。
①圧倒的首位の三遠と戦って自分たちがどの位置にいるか
②CSに近い強度の試合を勝ち切れるか
③西地区優勝へ落とせない1戦
④CSのホーム開催権を勝ち取れる可能性を広げる為に首位を叩きたい
いろいろな思惑があるけど重要なのは①圧倒的首位の三遠と戦って自分たちがどの位置にいるか
自分たちは優勝候補に値するチームなのかどうかを確かめるうえでめちゃくちゃ重要な試合だった。
ここをクリアできればおのずと②~④はクリアできるからね。
実際キングスは強度とテンションの高い試合を真っ向勝負で勝ち切る素晴らしい試合を見せてくれた。
優勝候補の一角であることを証明した素晴らしい勝利だった。
■お待たせしすぎたかもしれません
ヴィック・ロー
30分出場
18得点
9リバウンド
4アシスト
2ブロック
お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。
とうとうヴィック・ローが本気を出してきました!
ローのパフォーマンスが素晴らし過ぎた。点とってよし、三遠の外国籍選手~ラベナ(比)を守ってよし、リバウンドよし、
そして何よりアシストがえぐい。
ポストアップから1on1始めたと思ったら逆サイドのコーナー(松脇、今村)に横断パス。
ローの1on1は基本的にローの方が強い時にやるから相手は2人で守りたいわけ。ヘルプディフェンスのタイミングを伺っている、そんな中で逆サイドに横断するパスを通されたらディフェンスはノーチャンス。3ポイントが落ちるのを祈るしかないのね。
カークがロスター入りしてローが外周りで好きに出来るようになってパフォーマンスぐんぐん伸びて2ランクくらい上がっている。
三遠のスピードにも負けないし、攻守にわたってキープレイヤーになっている。G2もローの活躍が絶対に必要。対策はされると思うけど、対策を凌駕するネオヴィック・ローを見せてほしい!
G2もがんばれ!
■点の取り合い?真っ向勝負です。
三遠88-107琉球のスコアからわかるようにGAME1のスコアはキングスらしくないハイスコア。
ハイスコアゲームは三遠のペース、と誰もが思っていたけどキングスはペースを落とさずに最後まで走る走る。
キングスの作戦は「ボールを奪う、走る、リングに入れる」
安西先生が言っていたこれと同じ。このあとの
「真っ向勝負です」
まで同じ。キングスが点の取り合いで真っ向勝負してくるとは誰も思わんから三遠は面食らっただろうな。実際、たつまるも面食らった。
桶谷HC「点の取り合い?真っ向勝負やでぇ!」
相手の土俵で勝ちに行くスタイル・・・・かっこよすぎんか?
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