魔境西地区・・・チャンピオンシップ全8チームのうち半分の4チームが西地区在籍のチーム。なおかつCS出場4チームともに優勝候補という圧倒的なチーム力でBリーグ伝統の「東高西低」をぶち破った昨シーズン。
CSチームは昨シーズンのチーム力を維持したまま戦力の補強を行い、京都は岡田雄大、CJとビッグネームを獲得、さらに昇格チームも佐賀はハレルソンが帰化選手、長崎は目玉の馬場雄大を獲得と2023-24シーズン開幕前から「魔境西地区」の冠をより強固なものにしていった。
だが!!
シーズンが始まって前半戦が終了した時点でたつまるは疑問に思ってきた・・・・「西地区は前評判通り魔境なのか・・・?」
うひょひょ!やっぱ西地区つえぇぇ!!とキャッキャしていた時期もあるが前半戦が終了したので少しまとめ、検証してみようと思う。
西地区って本当に魔境なの?
最後まで見ていってくれると嬉しいですニッコリ
■勝率5割以上のチーム
【東地区】
東京 30-6
宇都宮 29-7
千葉J 23-13
秋田 19-17
群馬 18-18
東地区 計5チーム
【中地区】
三遠 32-4 TOP
三河 24-12
渋谷 20-16
川崎 20-16
中地区 計4チーム
【西地区】
琉球 24-12
名古屋D 23-13
島根 21-15
広島 19-17
佐賀 18-18
西地区 計5チーム
■地区ごとの勝利数
【東地区】150勝138敗 +12
【中地区】137勝151敗 – 14
【西地区】145勝143敗 +02
■地区ごと下位3チームの敗戦数
【東地区】77敗
【中地区】83敗
【西地区】68敗
下位チームの負け数の多さは上位チームの勝ち星をアシストしているという考えから数字を出した。
中地区は下位チームの負け数が多いため上位チームに勝ち星を献上しているとも考えられる。
西地区は現在最下位のチームが京都だが宇都宮、キングス、島根、川崎からも勝ち星を奪っており下位チームでも上位チームを食う力がある。
東地区もボトムスリーのレベルは高いが茨城は同地区全敗(4勝のいずれも他地区対戦)と東地区の上位チームをアシストしている状態。
■評価
【東地区】伝統と中堅のレベルアップ
上位3チームはやはり超強豪。中位陣もCSを狙える力がある。茨城は同地区全敗なので上位チームをアシスト。
【中地区】三遠一強
三遠の一強状態。川崎のファジーカスの欠場が続いて三遠の一強が加速。三河、渋谷と実力は申し分ないが三遠を止めるに至らず。下位チームはかなり負けが込んでいるためB1では厳しいか。
【西地区】混沌
TOP4が頻繁に入れ替わるがかろうじてキングスが首位をキープ。明確な弱小チームが無いためお互いで勝ち星を食い合うカオスと化している。
昨季のTOP4の勢いが落ち、下位チームの突き上げがカオスの状況をよりディープにしている。
■検証結果
西地区はカオス。
たつまるが考える魔境の定義
上位チームがCSのワイルドカード権を独占するレベルで強い事と下位チームも強豪を食うだけの力がある事
西地区下位チームのレベルは申し分無いがCSのワイルドカード2枠にはWC下位に島根が留まっている状況。下位チームの突き上げと昨季に比べTOP4の勢いが落ちている事から自分達でカオスに堕ちていってる感じがする。
魔境みがあるのはどちらかと言うと東地区。茨城が厳しい状況だがそれ以外のチームの状態は悪くないため、ワイルドカード2枠を独占する可能性もある。
西地区は同地区対戦で疲弊しお互いで勝ち星を食い合いカオスと化している。
■終盤戦は強いチームが勝つ
シーズン前半戦はEASLの影響で琉球と千葉が過密日程となり勝ち星を多く落とす展開になったが終盤戦は全チームが超過密日程になるため、本当の意味で強いチームが勝利を重ねていくはず。
ただ三遠は過密日程の時期は他地区CSライバル対決がないため他のCSライバルチームに比べてかなり楽なスケジュール。同地区とのライバル対決も少ないため独走も考えられる。
ちなみにキングスは過密日程4月に千葉2戦、名古屋D3戦、島根2戦がありますニッコリ
三遠がリーグ首位でレギュラーシーズンを終えた場合、キングスがホーム開催権を獲得するには地区優勝+東地区1位を勝率で上回る必要があるのでここから先の試合は本当に負けられない戦いが続いていく。
■まとめ
西地区はカオス!今シーズンの魔境地区は東地区!
代表ウィーク明けの3月2日㈯3日㈰の三遠シリーズで2つ取りたい!
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