Bリーグ琉球ゴールデンキングス2023-24シーズンの序盤戦の振り返り後編です!
後編は初の海外遠征から始まったアウェイロード4連戦や序盤戦の最大のビッグゲームの島根スサノオマジック戦を取りまとめています。
最後の序盤戦に点数をつけるなら・・・
まで読んで頂けると大変嬉しいです✨
前編をまだ読んでいない方はこちらからお読み頂ければより楽しめる内容となっています↓
■戦績
Bリーグ戦績
14戦11勝3敗 西地区2位
EASL戦績
グループB 3戦2勝1敗 2位
■アウェイロード ソウルSK 大阪 京都
ソウルSKナイツ @韓国
うーん!ソウルSK戦から始まったアウェイロードは・・・・心配になる内容から始まりました。
直近の富山戦の調子の良さが全くない・・・最後までスイッチが入らないキングスは大エースのウォーニーを欠くソウルSKに終始ペースを握られ、防戦一方。キングスの生命線であるリバウンドも
リバウンド
ソウルSK 43-30 琉球
とボロ負け・・・。
ソウルSKはエース・ウォーニーの他にフィリピン籍のデリアノも欠場している中、キングスは2名外国籍とアジア枠のタマヨも出場。
それでこの内容だとかなりキツイ・・・過密日程の疲れはあっただろうけど、どうもピリッとしない試合をしてしまったキングスは
ソウルSK 82-69 琉球
と大敗・・・。マジで心配になるパフォーマンスだった。
翌日すぐにソウルから大阪へ移動
大阪エヴェッサ @おおきにアリーナ
初の海外遠征から迎えた大阪戦G1。キングスはソウルSK戦の負けを引きずらずにハッスル。
しかし、大阪が良かった。この時は大阪が首位でかなり勢いがついていてキングスを飲み込んでいく。特に日本人選手がキレッキレ。ディフェンスの強度がシーズン序盤とは思えないくらい高かったし「琉球を倒す」っていう意志をバチバチに出してきた。大阪はスリーも好調で54.5%。G1は大阪が取るがキングスはソウルSK戦よりもいい内容で翌日につながると思わせてくれた。
で!G2はマインドセットを「強豪大阪」に切り替える。戦う意志をメラメラ見せて18点差をつけてリベンジを達成。
キングスの日本人選手も大阪と同じくらいのバチバチにぶつかって行って、同じ土俵で勝負。大阪は強度で先手をとってくるがキングスが同レベルまでググっと引き上げて来たので、フィジカル勝負でキングスが圧倒。
そうそう!このバチバチ感が必要なのよ!
G2は世界初のクーリー×カークの共演も見せてインサイドを強調。ダーラムも絶好調でインサイドも外もバランスがいい。
久しぶりに気持ちいい勝利を見せてくれて一安心でした。
京都ハンナリーズ @かたおかアリーナ
ごめん。京都は弱かった。ライトが凡化しちゃう岡田王国のままでは西地区を勝ち抜けないよ。ロイ・ラナHCなら絶対に最適解を見つけるから、ロイ・ラナHCの最適解戦術が深まった頃の終盤にまた会おう。
■第8節島根~メラルコ・ボルツ戦
島根スサノオマジック 沖縄アリーナ
試合内容が安定せず、勝ち負けを繰り返すキングス。やや不安がある中迎える同地区最大のライバル島根スサノオマジックとの試合。
島根は大エースのビュフォードが復帰して、お互いプライドを賭けてバッチバチ!試合開始からバチコンと当たるキングスのディフェンスは素晴らしかった。マジで。
事前情報が少なかったビュフォードの復帰で前半はやられたけど後半は修正して試合をイーブンに戻す。そして残り30秒同点の場面で岸本のクラッチスリー🌴
公式さんに上げられたビッグショットをご覧ください↓
くぅぅーー!かっこいいですねー!
キングスはタイムシェアをしながら勝利できたので翌日のG2も試合を通じてテンション高さを保てた。序盤は互角で中盤は疲労の差からかジリジリと差が開きキングスが3Q最大14点差リード。しかし4Q島根が底力を見せて1点差まで詰める。4Q残り1分のゴリゴリのクラッチタイム・・・はい彼の時間です。
連夜の公式アップをご覧ください↓
あ”あ”ーーー!
くそカッコいいー!
オフェンス・ディフェンスともに素晴らしい内容でまるでCSの様な強度と試合展開、ようやく王者キングスがひょっこり顔を出してきた。
EASLメラルコ・ボルツ 沖縄アリーナ
最大のライバルに2連勝をあげたキングスはバイウィーク前の最後にEASLメラルコ・ボルツ(PHI)をホームで迎える。
ボルツはトーナメントは始まっているけどレギュラーシーズンが始まっていないこともあってチームはまだ構築中だった事もあるがキングスは島根戦の影響でかなり強度を保てて、2Q以降は完全に試合を支配した。
クーリーのEASL初出場でインサイドをがっちり固め、ダーラムの古巣対決、タマヨの母国対決、植松、荒川の久々のまとまったプレータイム・・・・
そして松脇ことまちょのアンクルブレイク付き。
インバートドラッグ 一発で相手の足を砕くまちょの力強いドリブルはマジでお手本になる。公式戦でアンクルブレイクとかかっこよすぎるだろ!
■序盤戦に点数をつけるなら・・
Bリーグ14戦とEASL3戦、序盤戦・計17試合を消化したキングスだが、この序盤戦に点数をつけるなら・・・
序盤戦は85点!
序盤戦はかなり良かったです!
開幕佐賀~渋谷の4連戦を見事4連勝して、昨季全く使われなかったタマヨのステップアップ、インジュアリーリスト(以下IL)登録のクーリーの穴を見事に埋めるカークのフィット・・・・
開幕節は今村が代表活動で不在。クーリーとヒューがIL登録の中、戦術を探りながら安定した勝利数を稼げたのはデカすぎる!
IL登録でクーリーがいないときはローが引っ張り、そのローがIL登録されたらインサイドでクーリーがチームを引っ張る。このバランスも素晴らしいし、
何よりクーリー×ローがまだ一緒にプレーしていないのが、伸びしろ過ぎる!
対戦相手は今、震えています。
「頼む!うちとやるまでクーリーとローはどっちか休んでてくれ!」って。
100点満点㊥85点としたが、-15点ぶんの評価として
- ゾーンディフェンスへの対応の少なさ
- PG牧が安定しない
- 植松と荒川のPTの鬼減少
が挙げられる。でもそんなに心配はしていない。上2つは正しい練習さえしていれば時間が解決してくれるし、植松・荒川のPTの少なさも気にしない。練習生から這い上がってきた2人だから絶対乗り越えてくれると信じている。
3つの懸念点が全部解決したら、あら100点でしょ?
それにクーリー×ローがベストフィットでもしてごらんなさい?
そんなんもう120点よ。
他の全チームが震えて眠っちゃうわよ。
伸びしろがあり過ぎてむしろ期待しかない。楽しみにしつつバイウィーク明けを待つ!
■まとめ
僭越ながら序盤戦のまとめとさせていただきました!
点数までつけて不快に思った方がいたらごめんなさい!でも愛情と期待を込めて、伸びしろ採点をしましたのでバイウィーク明けも一緒にがっつり応援していきましょーねー🏀
選手個人の通知表はこちらです↓
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