バイウィークが明けてリーグが再開したがG１に20点差で大敗したキングス・・・
しかもG1のテクニカルファウルの懲罰でヴィック・ローが出場停止処分で試合に出られない。
かなり厳しい状況だが2019年11月以来の同一カード連敗のジンクスを守れることが出来るのか・・・
最後まで見ていってください😊
それではGAME2のレビュー
TIP OFF！
↓GAME1のレビューブログ
■ボックススコア
■ファストレビュー
G1の入りとは違い、ハードにぶつかってインサイドアタックで開始1分40秒で三河から4ファウル奪いペースをつかみかけるも三河もレイマン、オーガストを中心にリバウンドで流れを引き戻す。ファウルがかさむ三河がゾーンを敷くと岸本がキーパスをガンガン出して打開。3ポイントもヒットし前半を28‐34で折り返す。
後半３Qは三河の久保田が中心となりスコアを伸ばす一方でキングスは昨日から不調のシュートが入らない。前半のリードを完全に溶かして逆にリードを広げられてしまい11点差で４Qへ。
４Q は何とかインサイドで得点していくが三河の全員が調子が良くシュートがまったく落ちない。17点差をつけられてオフィシャルタイムアウト。万事休すかと思ったがここから今村が覚醒しキングスが得点を量産。同点で延長へ突入！
延長もキングスが勢いそのままに攻めるが、三河もあきらめずに残り12秒でエース西田がロゴスリーを沈め再度同点で最終局面へ・・・
■おーーいヴィック・ロー!
くーーーー！看板を踏んづけたことが故意と判定されて一試合出場停止の懲罰・・・
テクニカルファウル吹かれていたしな～
一応調べたんだけど、これは何に当たるのかな？
ディスクォリファイイングファウル(1発退場)は出場停止あるけど、テクニカルファウル1回での出場停止は第60条第1項第1号に当てはまらないから良くわかんねーな。発表では第2号ってなってるけど第2号の発動条件が1号っぽく見えるんだよな～まぁしゃーない。テクニカルファウル案件は懲罰委員会の裁量がでかいからな。
ローは連戦を避けれたからAWAY水曜日の大阪戦にはシャカリキ頑張ってもらおう！
■勝負を決めるビッグショット
どの選手もそうだけど、今村はショットタッチに苦しんだ。
G1と合わせてG2の３Qまで3ポイントが1/15(6.6％)と絶不調・・・。
でも関係ないんだよね。エースだから。
誰にショットを託すかって状況でエースは外れてもいいから打たないといけないし、例えそれが外れたとしてもエースの責任だからさ。
しかし！！４Q残り5分から今村が覚醒する！！！
3分間で4つのアシストで9得点を生み、ショットタッチの悪い中フリースローを3/3 100%で沈め、2試合合計6.6％だった3ポイントを残り21秒の土壇場で決め切る！
16点差あった残り5分から今村1人で15得点を生み出すハイパーな活躍！
延長でもオーガストをブロックし、西田がタフなレイアップを沈めれば、その西田と全く同じような左レイアップを決め返す、西田が三河のラストポゼッションでロゴスリーを決めて82-82の同点。ウイングアリーナ刈谷のボルテージは最高潮。バスライで観ていても音が割れるくらいの歓声だった💦
残り12.2秒キングスのラストポゼッションはエースの責任を背負う今村。
西田を抜き去り、ガードナーの上からフェイダウェイシュートを沈め、最後に左腕をポンポンたたくセレブレーション(デイムタイム)で勝負あり！！
エースがエースたる所以を見せた今村の活躍でキングスが劇的勝利！どっちがパリに行くべきかハッキリわかんだね！
あっちなみにデイムタイムはNＢＡのスーパースター、ダミアン・リラードがクラッチシュートを決めた後に「俺の時間だ」ってやるカッコヨセレブレーションです。
Bリーグ公式が今村のプレーまとめをあげてくれました！！
ハイライトの半分が４Q残り5分からってのが勝負強さを物語っている🔥
■圧巻のエリア45(21P21R)
ジャック・クーリー
41分出場
21得点
21リバウンド
クーリーの圧倒的なリバウンド力！
特に後半・・・いや４Qは圧巻だった。４Qだけで8リバウンド！
完全にチームを逆転に導く活躍だった。
正直３Qまでは腕の長いオーガストとレイマンのリバウンド力にかなり苦戦していた。いつもならもぎ取るボールをチップされて三河ボールにされたり、相性的にもあまり良くないのかななんて思ってた。でも４Qにはハードにコンタクトしてポジションを譲らない事でしっかりリバウンドを確保。41分出場の中でもしっかり修正して勝負の時間帯はさらに一段、二段ギアをあげて勝利に邁進していく姿がかっこよすぎる。
キングスのインサイドはクーリーの聖域「エリア４５」
長いシーズンの中で厳しい状況は何度も訪れると思うけど、どんなに苦しい展開だとしてもクーリーがいる限り、インサイドは絶対にクーリーのもの。
■またしても小野Dがチームを救う活躍
小野寺祥太
29分出場
10得点 3PTS3/4(75％)
2アシスト
3リバウンド
もう最近の小野寺の3ポイントが止まらない。
厳しい状況で小野寺のスリーが突き刺さるのでこの試合もそれで首の皮一枚つながれた。
岸本と今村に対してマークが集まる中でフリーのショットを決め切る小野寺のパフォーマンスは本当にデカい。
正直相手からしたらインサイドを絶対にやられたくないから今村と岸本のレイアップをカバーしつつ、外国籍選手も注意しなきゃいけないので消去法で小野寺を空けるしかなく、その小野寺に決められるのは死ぬほどきついんです。
そして何度言ってるけど・・・・小野寺はエリートシューターですよ！！
今季の３PTS確率43.9％でぶっちぎりチームトップ。ほんとはフリーにしていい選手じゃない・・・でも小野寺に密着マークすると今村と岸本がドライブするスペースが広がるので、それはそれで×。
小野寺を空けたら3点 小野寺をマークしたらインサイドで2点
今は小野寺がコートにいるだけで↑の状況を作れるくらいの存在となっている！
エリートディフェンダーから３＆Dへ進化した小野寺の活躍がまたチームを救ってしまった！
■ベストオブHCチャレンジ
後半は終始三河に押されて、４Q残り6分を切った所で全てのタイムアウトを使い切った桶谷大HC・・・
たとえギリギリ追いついたとしても、タイムアウトを使い切ってしまったため選手全員で戦術を共有することが出来ない。
今村のビッグショットで追いついたキングスは三河のラストポゼッションでダーラムがPG久保田に強襲をしかけてスリップを誘発！残り3.５秒で本来タイムアウトで戦術の共有をしたいところだがタイムアウトが残ってないため万事休すか・・・と思ったが
ここで桶谷HCがHCチャレンジを要求！！
おおおおおおおお！！！
ここで！？HCC！
これ以上ないくらい完ぺきなタイミングでのHCC！
チャレンジで約50秒の時間を得たキングスはその間にチーム戦術を共有、タイマーも4.3秒に戻すことに成功する。
結局ラストポゼッションは三河のディフェンスに阻まれ時間内打つことが出来なかったが、桶谷HCの完ぺきなタイミングでのHCCには痺れた⚡
BEST OF HEAD COACH CHALLENGE 賞があるなら間違いなく賞を得られるくらい素晴らしい采配でした！
■残り4分17点差をひっくり返す強さと弱さ
残り4分17点差を追いつきオーバータイムで劇的勝利をおさめたキングスだが、それ以外は良いゲームが出来たかと言えばそうでもなかった。
G1よりは確実に良かったけど、三河のガード陣に何度もレイアップを決められたし、三河の好調な3ポイントに対してシュートチェックに行くのも甘かった。リバウンドも最初はスクリーンアウト頑張っていたけど途中からは雑になっていた。いつもならそれでも勝てていたけど好調の三河が相手。集中力を欠いた時間帯に一気に走られて残り4分で17点差となってしまった。
ここから勝利をおさめたことは、本当にマジですごい。チームとして強いけど、この状況を作ってしまったのは自分たちの弱さであることも忘れてはいけない。
今村がインタビューで「試合を通していい内容だったわけじゃない」って言っていたので怠慢は無いと思うけど、G1でピリッとしないで20点差で敗戦・・・みたいな試合はあまり見たくないので、Bリーグ王者として威厳のある試合をしてほしいです。
■まとめ
全員で言おう？せーの
「諦めかけて誠に申し訳ありませんでした！」
これでキングスも許してくれるよね？|дﾟ)ﾁﾗｯ
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