■沖縄アリーナが生み出した奇跡
これはねぇ・・ホントにすごかった。平日にもかかわらず球団史上最多8712人ものブースターが応援に駆け付けた。
さっきも書いた通り、歴史上の勝ち抜け確率は0%なわけで、いわゆる負け確の状況のなか、しかも平日・・・・そして大雨・・・
観客動員数が減る要素はいくらでもあった中でブースター全員が諦めずにキングスの勝利を信じて、8712人のブースターが駆け付けた。
試合開始直後から沖縄アリーナが唸るような「GOGO!KINGS‼」と「DEeeeeFENSE !!」。
千葉ジェッツ選手のフリースロー時のブーイング…
キングス選手からすれば世界の全てが味方。千葉ジェッツ選手からすれば世界の全てが敵と認識するほどのキングスブースターの熱量。
千葉ジェッツ
シーズン3ポイント確率32%⇒GAME3 17.6%
平均FT%72%⇒GAME3 FT%58%
現地民「俺たちがシュートを落とさせた!」ドン‼
これはマジだと思う。一度ブーイングを気にしてしまうと気にしないってのは無理があるレベルのブーイング。集中がバキバキにキマっていても、あの肌にビリビリ響く音圧と音量を、気にしないっての現実的に無理がある。
選手とコーチ陣がめちゃくちゃ頑張って勝利を手にしたけど、ブースターもその勝利に間違いなく貢献していた。
選手たちもカッコいいけど、ブースターも死ぬほどかっこよかった。
■チームスタイルの代償
千葉ジェッツは最高のチーム。クックスが最初からチームに居たなら、もしかしたら昨季と並ぶほど史上最高のチームかもしれない。
ただ千葉の様なスタイルでBリーグのCSで勝ち切るのは一気に厳しくなる。
世界のトレンドとは違い、Bリーグはインサイドヘビーのチームが強い。千葉ジェッツや三遠ネオフェニックス、名古屋Dドルフィンズの様な超速攻+3ポイントのスタイルはレギュラーシーズンでは大量得点を期待できるが、CSに入ると対戦相手のディフェンス強度がバチくそ上がるので3ポイントの成功率によって「ALL or NOTHING」になりやすい。
ALL or NOTHINGの試合をQF、SF、ファイナルと続けないといけないのはキツイ。加えてトーナメントが進むにつれて足にダメージの甚大になる。
特にこの琉球vs千葉のGAME2とGAME3を見て感じたことだけど、GAME2から千葉の一歩目がかなり重くなっていた。GAME3まで中一日あるので、そこである程度回復するかと思った。でもQFから続く激闘6試合のダメージの蓄積で後半にはまた足が重くなってしまい、結局琉球との得点差は埋まらずに敗戦となってしまう。
ここで言いたいのは、それでもスタイルを崩さず勝ちに行く千葉ジェッツは死ぬほどカッコいいってこと。
実際、近年だけでもBリーグ制覇、天皇杯2連覇、EASLとタイトルを獲りまくってる。
もっとBリーグの歴史が進んでペースの早いスタイルが主流になったころ、千葉ジェッツは時代のゲームチェンジャーとして語られるはず。そのくらい凄いことにずっとチャレンジし続けている。マジでリスペクトしかない。
キングスブースターの多くが千葉ジェッツに対してリスペクトを持っていたからこそ、試合終了後、自然発生的に「GO! JETS!」コールが起こったんだと思う。
また来シーズンの対戦を楽しみにしております。
■連覇を目指し いざ横浜!
東京との死闘を制して、セミファイナルでは千葉ジェッツを退けた。
あとはもう行くしかないよね!
連覇に向けて全力でいざ横浜!
広島はエバンスと船生がいるからね…
キングスから出ていったことを後悔させてやろうぜ‼(嘘です二人ともめっちゃ輝いてて好きですでもキングスが優勝します)
■今村とローの怪我は?
わからんけど全力で治せ!琉大病院を含むメディカルチーム様よろしくお願いいたします。
■ゴーディーかわいい
前回、千葉ジェッツの原修太をぶん殴ってしまった反省から周辺の安全を確認するゴーディー。
かわいい。
ただこのパンチゴーディーはパンチの準備をしてるとしか思えないからファイナルでもゴーディーの右ストレートに注目だ。
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