信じろ!キングスは優勝候補だ!

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23-24シーズン
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昨シーズンの悲願のBリーグ制覇を遂げた「琉球ゴールデンキングス」だが今シーズンは前評判より苦しんでいる。

キングスは例年通り西地区の首位をキープしているがリーグ全体で首位の三遠ネオフェニックス、東地区1位アルバルク東京、2位宇都宮ブレックスとは勝ち数で大きく離されてしまっている。

多くの人は三遠、A東京、宇都宮、そして現役NBA選手を獲得して勢いに乗る千葉ジェッツが優勝候補の最有力候補でキングスはそのカテゴリよいひとつ下と評価すると思う。

ただね、それでもこれは言わせてほしい。

琉球ゴールデンキングスは優勝候補です

なぜそう思うか、今回はその理由を記事として書いていきます。

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■戦績

東地区
1 A東京 32勝 7敗
2 宇都宮 32勝 7敗   
3 千葉J 25勝 14敗 WC上位

中地区
1 三遠  34勝 5敗
2 三河  25勝 14敗   
3 SR渋谷 21勝 18敗
4 川崎  21勝 18敗

西地区
1 琉球  27勝 12敗
2 名古屋D 26勝 13敗   
3 島根  22勝 17敗 WC下位
4 広島  21勝 18敗

下記の記事でも書いた通り全体的には東地区のレベルが高く、三遠1強+その他のチームが二極化、西地区全チームが星を食い合うカオスとなっている。

正直ワイルドカード争いは上位枠は千葉ジェッツは堅いが下位枠がわからない。島根のけが人が帰ってこれば島根が来るかなって感じ。

■キングスは間違いなく優勝できる力がある

年明けの宇都宮戦、先日のアルバルク東京戦の勝利からも分かるようにキングスは優勝候補に勝てる力を持っている。

現在東地区で絶対的な2チームのアルバルク東京と宇都宮。両チームともシーズン7敗しかしていないが敗戦した相手を見てみよう。

アルバルクの7つの敗戦は
三遠、琉球、千葉J、名古屋D、群馬、広島、宇都宮

宇都宮の7つの敗戦は
琉球、島根、京都、秋田、三遠、広島、A東京

アルバルクと宇都宮は強豪にしか負けてない。(京都は西地区最下位ですが強いです)

アルバルクも宇都宮も昨季王者のキングスに対してバチバチにやってきた。それでもキングスはどちらからも勝利を奪っている。

ちなみにアルバルクと宇都宮のどちらからも勝利を奪っているのはキングスと三遠だけ。

それに日頃からキングスの試合を見ている民は分かると思うけど、キングスは強豪と試合するときは強い。マインドセットを変えることが出来る。

NBAのレブロンジェームスの様に必要な時に「本気を出す」むらっ気というか省エネというかそういう気質がある。

だからキングスの強さを評価するうえで大事なのは単純な勝ち負け数ではなく、強豪との試合を見たうえでどうか?というところ。

ここは試合内容もかかわってくるので強豪との試合の勝ち負け数だけでは強さを測れないのが難しい所だけど今のところ自分たちの「芯」や「チームのプライド」を保ちつつ優勝候補に勝利しているからキングスは優勝候補だと言える。

■キングスの弱点は2つ

優勝を目指すうえでキングスが改善しなきゃいけない弱点がある。

その弱点とは 試合の入り方 と 相手のペースに合わせてしまう こと

これは試合を見てる民なら全員思っているんじゃなかな。

・試合の入り方

今季のキングスは明らかに試合の入りが悪い。それは明確。

実際、今季リーグ戦でリードを保って2Qを迎えた試合は39試合中19回しかない。27勝しているにも関わらず。ぶっちゃけよく27勝もしているなって数字。

基本的にマイナススタートで2Qを迎えるため試合の流れを掴めないし相手チームは気持ちよくプレーが出来て2Qに入れるためそのままリードを保たれて追いつけない・・・なんて展開を何度見たことか。

試合後のコメントでも試合の入り方の言及がかなり多い。ちょっと引っ張ってくる↓

出足の悪さが尾を引いて、そのままズルズル3Qまで引っ張られる・・・4Qで必ず差を詰めるけど、マイナスを帳消しにするのにエネルギーを使いすぎて差し切れない。今シーズンの負けた試合はこの展開が本当に多い。

・相手のペースに合わせる悪癖

言い方を考えてもややこしくなるから簡潔に書くけど、キングスは格下と思っているチームに対して舐めてかかる傾向にある。

・いつも通りやっていれば勝てるだろう
・4Qには逆転できる
・自分たちの方が強い

慢心があるような・・・試合の内容を見てるとそんな印象を持ってしまう。

実際チーム力の差があるチームと試合をしても大差をつけて勝利することなんてほとんど無い。前半にリードを許し4Qに帳尻を合わせるように逆転する。このせいでヒューや植松、荒川が試合に出られないのがある。

試合後コメント「相手のペースに合わせてしまい~」負けた試合は全部これ!っていうくらい多い。

試合の入り方のに対しての言及は桶谷HCがインタビューで言っている印象があるのでチームとして共通認識があるはず。ここは試合の入り方のマインドセットを変えなければいけない。

マインドセットを変えることが出来るのは長所でもあり短所でもある。意識の低いところから高い所にフックアップすることも出来れば、逆に意識を保っていない低い所に流れてしまう。

終盤戦は相手を舐めてかからず、慢心せず、意識を高い所で保って、試合の入り方を気を付けられればCSのホーム開催権を得られる獲得できると思う。セミファイナルの開催権はいよいよ厳しくなってきたけどクォーターファイナルの開催権は絶対に死守したい。

CSの順位争いの上で、これ以上勝ち星の取りこぼしは許されない。

■強豪とやる時のキングスはマジで強い

ぶっちゃけたつまるがキングスが優勝候補だと言い張る理由はこれが大きい。

キングスは強豪と認めた相手に対してはめちゃくちゃ強い。明らかにモードが変わる。

はっきり言います。

キングスを優勝候補と言っていない評論家たちは全員これを見落としている。また!キングスを優勝候補と信じ切れていない人もこれを見落としている!

定義付けしておくとココで言う優勝候補はファイナルまで残るレベルのチームであるって意味。

あと評論家さんたちは西地区の試合をメインで見てない人も多く感じるからな。キングスの強さを見落としてる節がある。節まみれである。

強豪とやるキングスはめちゃくちゃ強いから大丈夫。

本気のアルバルクと宇都宮にも引けを取らないチームなんだぞ。自信をもって応援しよう。

強豪とやるキングスは強いってことは「CS期間中はずっと強い」って意味だかんね。

次ページ■芯をブラさずに真っ向勝負

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