スタメン
- 岸本隆一
- 松脇圭志
- 植松義也
- ヴィック・ロー
- アレックス・カーク
ロスター外
ヒュー 右肩怪我
クーリー 右膝怪我
小野寺 右膝怪我
田代 体調不良
今村 代表活動
田代キャップがコンディション調整？体調不良？の為にロスターを外れた。これによりキングスは9人ロスターで試合に挑むことになった。
■試合結果
琉球 79-79 台北富邦
ＤＲＡＷ
■今日もキングスは走ります
今日もキングスは走りに走ります。オフェンスでは両サイドからギュンギュン走ってフロントコートにボールを運んでからはカークを中心に衛星のように4人がアウトサイドで走り回り、とにかく走る！
優勝チームのどっしり横綱感は全くない。めっちゃチャレンジャー。
ディフェンスもサイズ不足と外国籍のミスマッチに対して走力でカバー。単純な1対１にならないようにみんなで走って補完しあっていた。
5か月のインサイドヘビーなチームとは思えない、ある種ウィンターカップ味すらあるギラつき感。すごくいいと思います。
タマヨもがんばってインサイドに切り込んでいたのは非常に良かった！
■新加入 ＃10荒川颯 フレッシュ&ハッスル
前日に昇格契約が発表されたPG荒川颯。昨日の今日でロスター入り！小野寺の怪我に田代の体調不良のスクランブの為ロスター入りだけでなく、普通に出場時間があった。荒川君含めて９人ロスターだからね、出場時間はあるとは思っていたけど、予想以上にまとまったプレータイムを貰えていた。
ほんでプレーを見ると・・・
なるほどこれは使いたくなりますね！新加入らしくディフェンスで存在感を出してオフェンスでは牧っぽくパスを捌いていた。
オフェンスは２対２の作り方が上手。キングスの生命線であるピック＆ロールを上手く使いこなしていた。これは普通に上手い。もっとショット意識が高ければなおいいけど今はリズムを作る事の方が大事だから今試合のようにパスファーストでよかったと思う。
あと視野の広さが良き。２Qだったかな？琉球のピック&ロールに対してブレーブスが良い感じにヘルプディフェンスを講じたのを察知して、後出しじゃんけんで遠くのコーナーにビュン！ってパスを通したところは痺れた。１個飛ばしで遠くを見れる人はいても１番遠くを見れる人はなかなかいない。
ディフェンスはがむしゃらについて行った。植松と同じでディフェンスの意識は強く持っている。ただ評価が難しいのが正直な感想。オフェンスの組み立て方が上手いので相手がやりたいことに理解があってチームディフェンスは上手いように見えた。対人ディフェンスはウェイトが軽いから最善なコースに入らないといけなくて左右に振られちゃうのが気になる。
やっぱりなんだかんだで一番線が細い選手だもんね。細くなった牧よりも一回り小さい。
とりあえずいっぱいご飯食べよう！
総評！オフェンス7：3ディフェンスの選手のイメージ。デビュー戦のハッスル＆フレッシュは１００点満点で最高だった！
■５ハンドラー・・・だと？
岸本、牧、松脇、ロー、ダーラム・・・・５ハンドラーじゃん！
全員ハンドラーが出来る布陣！多分シーズン初の試みだよね？この後も岸本を荒川君に代えて5ハンドラーを試していた。
偶然とは思えないぞ。
日本代表みたいに5人全員が3ポイントラインの外に出て攻撃するファイブアウトだったり、左右の45°の位置でピック＆ロールを繰り返すマッカビモーションがスムーズだったからこのメンバーで練習をしていたはず。
ぶっちゃけダーラムとローが居れば余裕で5ハンドラーが出来てしまうから対戦相手からすると怖すぎるよね。「インサイドヘビーの琉球」と思っていたのにどこにボールが行くか分からない「変幻自在の琉球」の対策も用意しないといけないのは、ちょっと大変すぎる。
ただどっしりキングスがちょっと懐かしくなってきて寂しさはある。
■岸本の渡嘉敷スリー
沖縄アリーナの新しいロゴ？の沖縄県の形を模したところあるじゃん？
岸本が沖縄県の地図上の渡嘉敷島あたりから放ったスリーはやはり入らず・・・明日はホームタウンの沖縄市か生まれ故郷の名護市あたりから打ってほしいよね！
そしたら入りそうな気がする！
■牧と松脇が良き
試合を通して日本人選手では牧と松脇が良かったです。二人が試合を支配しつつある感覚すらあった。
牧のオフェンスでのいい所はちゃんとシュートに繋がる動きをしている所。牧はボール持っていない(オフボールの)時もちゃんとボールを貰ってシュートの意識があるため、オフボールで外からリング下に流れてくる時もチャンスをうかがっている。たぶんこのカッティングから2本レイアップあったよね。パスも素晴らしいけど、牧は全て得点から逆算された動きになっている所が素晴らしい。
松脇はちょっとハンドラーと今村の役割をそのまま当てがったみたいなプレーをしていた。もともとランニングシューターの役割だから走ってマークを外してシュートは上手い。この試合はハーフコートオフェンスでも松脇がハンドラーとなってピック＆ロールを指揮していた。やっぱIQも高いし練習の意識も高いんだろうな～ローを活かすパスもめっちゃいい感じ。2対2がこんなに上手だったのは驚いた。
あとディフェンスのヘルプがめちゃくちゃスムーズ。次の味方と相手の動きが頭に入っているからとてもスムーズ。やっぱIQ高いと思うわ。
牧と松脇はめちゃくちゃ期待値上がりました！
■クロージングメンバーは？
試合終了前の一番重要な時間帯にコートに立ってる選手、いわゆるクロージングメンバーは
岸本、牧、松脇、ロー、ダーラム
もうこれは奇襲の5ハンドラーってだけじゃなくて琉球スモールボール※としてひとつの戦術にしようとしてると思う。 ※スモールボール センターなしのスピード戦術
おもしろ！！！
本来インサイドヘビーのキングスの戦術に加えて、調子によって、もしくは相手の戦術に合わせてスモールボールを選べるようになる。
やばくない？クーリーが復帰したら
ダーラムを止めてもクーリーがいて、クーリー対策されていたらローが出てきてスモールボールして、ローを対策されたらクーリー入れて・・・・
これ・・・・・・
どうやってキングス止めんの？
■まとめ
台北富邦ブレーブスのバックロゴ
石 門 と 強 森 の存在感！
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