琉球ゴールデンキングス2023-24シーズン総括

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23-24シーズン
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2023-24シーズンお疲れさまでした。

長かったですね~全チーム最多77試合です。オフシーズンからローを獲得して連覇にむけて視界良好と思われた中、思うようにチーム構築が出来ずに紆余曲折あった23-24シーズン…

全日程を終えてシーズンを振り返って

  • 序盤戦
  • 中盤戦
  • EASL
  • 終盤戦
  • ポストシーズン(CS)

をそれぞれ評価していこうと思います。

あくまでチームの評価となりますので宜しくお願いいたします。

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■シーズン前半戦【評価 B+】

前半戦11勝3敗 勝率78.5%

11月のバイウィークまで

Bリーグ2023-24シーズンが始まる。オフシーズンに千葉ジェッツからヴィック·ローを獲得してインサイド陣だけでなく3ポイントラインの外でも活躍できるオールラウンダーを加えたキングスは堅く前半戦を乗り切った。

開幕直前にクーリーがジャンパー膝でインジュアリーリスト入り(IL登録されると30日間は試合に出れない)して不安になるが同日に自由交渉リストに載っていたアレックス・カークを電撃補強。←この時はまだアメリカ国籍この時はカークは短期補強かと思われたがシーズン途中に日本人帰化の申請が通りフルシーズンいてくれることになる。

開幕戦からキングスは新加入のローと、フィリピンの至宝タマヨが活躍!ローは相変わらずの万能っぷりでタマヨはバチくそ気合い十分。

ローの衝撃のプットバックダンクでキングスに勢いをもたらして開幕戦勝利!その後、渋谷戦とEASLソウルSK戦と連続でクラッチショットを決めてチームに勝利をもたらしたローだったが続く横浜BC戦で膝を痛めてIL(インジュアリーリスト)登録。

10月下旬に日本一遅いホーム開幕戦を迎えたキングスはクーリー、ヒュー、ローを欠いて元気な川崎に完敗。ウィンブッシュが32点と大爆発してホーム開幕戦を落とす。

クーリーが復帰してからは軸が一本通ってインサイドがどっしりする。大阪戦では世界初のカークーリーのツインタワー戦術を起用して全国の琉球ゴールデンキングスファンをワクワクさせる。

ホームの島根戦は連日岸本のクラッチスリーでライバル対決2連勝!

シーズン序盤戦は怪我人も多く、EASLの過密日程も合わさってロスターの構成に苦労した。そんな不安定な中でもリーグ戦80%近い勝率で前半戦を乗り切ったのはすごい。

ただ負けた試合は最悪レベルの負け方が多かった。横浜BC23点差、川崎戦21点差、ソウルSK13点差と4つの負けの中で3つが大敗。

序盤戦はBリーグ戦と並行してEASLのコンペティションも消化するのにとても苦労した印象。アジャストできずに苦戦していた。

シーズン序盤は【評価 B+】です!

■シーズン中盤戦【評価 B-】

中盤戦 16勝9敗 勝率64%

バイウィーク明けのキングスはピリッとしないことが多い。2週間の中断期間でローが復帰したが、リーグ戦再開の三河戦も21-0のランをかまされたりバランスを探すのに苦労し再開初戦を落とす。GAME2は延長戦で今村のビッグショットで勝利!

クーリーの大活躍と存在感バキバキの小野寺がこの辺でギアを上げてくる。次戦の大阪戦も接戦で迎えたクラッチタイムに小野寺がチームを救う。

このスティールからのレイアップで試合を決定づけた。このあと桶さんに「レイアップ行かなくてもよかったよね(時間稼ぎ優先だよ)ニッコリ」って言われたらしい(笑)

信州戦ではマクヘンリーACの永久欠番セレモニーに華を添えるような大逆転勝ち!

これいつ見てもすごいな。多分語り継がれる。70秒で12点差を追いつくってちょっと狂ってる。シーズン最高の逆転劇です。

ここからチームは調子が上向いて後のファイナルの対戦相手広島ドラゴンフライズに連勝をおさめるが、怪我人とコンディション不良多発。

#7 ダーラムは左大腿二頭筋肉離れ
#9 渡邉は右手小指の怪我
#33 タマヨ、#45 クーリー体調不良

ロー以外のビッグマン全員が欠場・・・・ローが約39分試合に出て頑張るも惜敗。でも植松がスタメンで頑張った素晴らしい試合だった。でもこのあたりからちょっと勝っては2連敗するってのが続いていく。次節の群馬戦もコーが爆発して敗戦。GAME2で取り返すが次節の仙台戦をGAME2を落とす、その後のFE名古屋戦も負け。

後半戦にCSライバルとの対決を残す中で、敗戦が続く。強豪名古屋D、宇都宮、アルバルク東京と素晴らしい強度の試合をするが中々勝ち切れない。名古屋D戦のあとにはマイフェイバリットのタマヨの退団も発表された。(悲しい)1月は5勝6敗と負け越し不安を抱きながら2月のバイウィークに突入。リーグ戦は3週間の中断となる。

シーズン中盤戦はコンディションの問題と過密日程に対応できずに苦しい状況に引き込まれてしまう・・・そんな中でも出来る限りの事はやっていた印象。

シーズン中盤戦は【評価 B-】にしました。

■EASL編【評価B-】

3勝3敗 予選リーグ3位

■EASLグループB順位
1位 4勝2敗 新北キングス
2位 3勝3敗 ソウルSKナイツ
3位 3勝3敗 琉球ゴールデンキングス
4位 1勝5敗 メラルコボルツ

キングスはソウルSKナイツ戦のローのクラッチショットの勝利から始まって、全6試合を3勝3敗。得失点差でグループB3位となりセブ島で行われるファイナル4に進むことは出来なかった。

沖縄アリーナでは3戦全勝、アウェイでは3戦全敗と明確な課題が出てきたので来季の参加はもっとアジャストできるんじゃないかな?

国際レフェリーのジャッジにも悩まされたね。Bリーグの判定にぶつくさ言ってる自分が恥ずかしくなるような判定が散見されたし。Bリーグの審判って高い水準なんだなって認識した。

ただ!Bリーグからもう1チーム、千葉ジェッツはEASLで優勝しているから大舞台での勝負強さの違いがハッキリしたので、悔しいから来季はキングス優勝してほしい!

予選リーグ全チームに勝利しているのでキングスのバスケはアジアでも高い位置にいることを証明できた。アウェイで勝てればもっと高いステージに行ける・・・。

EASLは【評価B-】とします

■シーズン終盤戦【評価C】

終盤戦 14勝7敗 勝率66.6%

一番評価が難しいのが、シーズン終盤戦。

3週間のリーグ中断を経て、2023-24シーズンの主人公チームの三遠ネオフェニックスとの試合でリーグを再開する。この時点でリーグ戦の戦績は 三遠が34勝5敗 琉球が27勝12敗 。絶好調の三遠と中々調子に乗り切れないキングスっていう状況だったが、キングスが首位三遠に2連勝を収める。三遠の得意のハイペースバスケで完勝したことで、リーグのパワーバランスに変化が生まれる程の会心の勝利だった。そこから難敵・京都にも100点ゲーム。 この1週間は全能感に溢れるくらい「キングスつよっ!」ってなってた。天皇杯決勝もキングスが勝つと思ってた…

そこから地獄にたたきつけられる。天皇杯決勝で琉球69-117千葉 48点差の歴史的惨敗。今季の取り組みが全て否定されるような負け方だったので相当ショックな敗戦だった。

そこからキングスは勝利先行しつつも、3ビッグのカークの足回りを攻められるのを繰り返し、すっきりしない試合が続くがローが膝のコンディション不良でロスターから外れた事で久しぶりのクーリースタメン。ここからキングスのプライドを取り戻したような気がする。

そこから天皇杯以来の千葉ジェッツ戦。絶対に絶対に勝ちたい4月の第1週。選手、コーチ、そしてブースターが天皇杯とは違うという事をバチくそに表現して、2連勝して苦手意識を払しょく。(ムーニーとスミス欠場なのは知らない)

完全にキングスのプライドを取り戻した!!

と思ってからのリーグ戦終了まで4勝6敗とかもうわけわからない。優勝のかかるMUST WIN GAMEで4連敗で絶対有利だった地区7連覇を逃す・・・・どうなってんねん。

終盤戦前半はSS!からの天皇杯でD-…からの2ビッグに戻してA!からのマストウィンで4連敗して7連覇を逃してC・・・

激動のリーグ終盤戦はジェットコースター並みの乱高下でしたが、結果を残したい所でことごとく敗退したことを加味して厳しめの【評価C】とさせていただきます。

次のページはCS(ポストシーズン)編だよ

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