■オイ!ブリッツの対応わい!
キングスは天皇杯でさんざん苦しめられた千葉ジェッツのブリッツ(ハードヘッジ)に対して、システムで対応するわけじゃなくて個人技で打破しようとしていた。
岸本の足の運び方を修正して引っかからずかわそうとしていた。まぁ出来てなかったわけじゃないんだけどね。
個人技での打開して得点につながってないんだからシンプルに短いパス(ショートロール)で対応しなよって感じ。
ドリブルよりパススピードの方が速いぞ。
後半からそれに変更していたと思うけど。4月の千葉戦ではバッチリだったのにムーニーひとりの圧でこんなに困惑するか?
GAME2はしっかり修正すると思うけど…正直まともなハンドラーは岸本だけだから、そこを助けてあげないと厳しいよ。
■天皇杯とは違うタイプのやられ方
天皇杯はカークとクーリーの足回りを徹底的に攻められたけど、今回はそこまでたくさんやられたわけじゃない。1Qにカークが富樫にぶち抜かれた時はどれだけやられるかと思ったけど、意外と多くなかったよね?
どっちかというと外国籍選手同士の中距離勝負でやられてしまった。つり出し成功したらドライブ、つり出されなかったら中長距離シュート。と効率よくやられてしまった。日本人選手+スミスに気持ちよく3ポイントを打たれてしまったのは天皇杯と同じだけど、割と対応は出来るタイプのやられ方だったからGAME2は修正出来ると信じたい。
■QFとスタイル違い過ぎてやりづら過ぎ
キングスはQFで素晴らしい試合をした。がっぷり四つで互角の試合で戦って最後の最後に気持ちで勝つって感じでアルバルク東京に勝利した。
お互いスローペースで走るよりも、ハーフコートでセットしてから始めるタイプのバスケ。どっちもインサイドにプライド持ってるチームだし、かみ合いやすかったんだよね。
それに対して千葉は真逆と言っていいチーム。走って、3ポイントも多投して、ガンガン攻撃回数を増やすタイプのスタイル。三遠とか名古屋Dもこれに近いタイプよね。
アルバルク東京の激闘の感触が強すぎて、千葉のゲームスピードにアジャストするのに前半20分間まるまるかかってしまった印象。
しかもGAME3までもつれて中三日で全く別スタイルの対策をしなければならないのはキツイ。
■QFとスタイル似ててやりやすかった千葉
QF千葉はキングスと似ているスタイルの宇都宮と対戦していたので、やりやすかったと思う。ちなみにここはキングスじゃなくてアルバルク東京と対戦でも同じ。
千葉は同じ中三日でも状況がまるで違う。対戦相手のスタイルをリセットしたキングスと積み上げた千葉の違いが前半に如実に出てしまった印象。
■8年ぶりのTOV21
8年ぶりのTOV21(40分計算)をCSでやってしまった。
しかも大事なセミファイナル、ようやく帰ってきた沖縄アリーナのファンの前で・・・
これは笑うしかない。
Bリーグ初年度は公式スタッツの管理が上手くいってないみたいなので、もしかしたら球団史上Bリーグ最多TOVの可能性もあるよ。調べてないから詳しい人教えて。
■良かった選手
ロー 30分出場16得点
ビッグゲームで高いパフォーマンス。ディフェンスも良き。
岸本
ディフェンス面で苦労はあったけどオフェンスで打開しようと頑張った。手を変え品を変え効くポイントを探していた。
小野D
今村がいない中で、ディフェンス強度を上げるのにすごく苦労していた。それでもしっかり追いかけて諦めていなかった。
荒川
前半終了間際に見せた富樫へディフェンスが素晴らしいかった。チームに勇気を与えていた。
田代
キャプテンは気持ちとリーダーシップを見せてくれた。もっと出してもいいんじゃないかな。ディフェンスも出来るしフロアバランスとリバウンドも出来る。スミスと金近、アイラにも相性悪くないと思うんだけど。どこか良くないのかな。
コメント