【EASL】G5新台北キングスvs琉球ゴールデンキングス

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23-24シーズン
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■ボックススコア

Schedule | EASL

■ファストレビュー

STARTING FIVE
#14 岸本隆一
#30 今村佳太
#33 カール・タマヨ
#34 小野寺祥太
#45 ジャック・クーリー

予選を通過するためには勝利が必須な試合だが、アレン・ダーラム(198cm/PF)がロスターを外れ、ヴィック・ロー(201cm/SF)が不出場と苦しい台所事情。フィリピン籍のタマヨ(201cm/PF)を起用し均衡を保つが元NBAスター選手のジェレミー・リン(191cm/PG)が琉球のディフェンスの間を切り裂くスコアを重ね前半は新台北37-29琉球で新台北キングスリードで折り返す。

後半に入って3Q残り3分を切ったところでクーリー、岸本、タマヨが4ファウルとかつて経験したことのないようなファウルトラブルに見舞われる。苦しい状況の中、今村と植松がチームをけん引し4Q残り5分でクーリーを投入しタマヨの3ポイントで逆転に成功するがクーリーがペイントエリアでのオフェンスファウルを取られて5ファウル退場。厳しい度マックスの中、今村が得点を重ねて再び1点差まで詰め寄るがジェレミー・リンがこの日一番のタフスリーを沈めて勝負あり。

新台北 67-63 琉球

琉球は自力での予選突破が消滅しているが一縷の望みにかけて1月24日@沖縄アリーナで新台北キングスと再び対戦する。

琉球ゴールデンキングス公式youtube

■クーリーのファウルトラブル

いやー厳しい・・・・しーきび・・・。

ブログでは審判のことは言わないつもりだけど、ちょっと判定の基準がわからなかった。ダブルファウルと4つめのエアファウルと退場の5ファウル目となったオフェンスファウルはBリーグではまず取られることのないファウルだからフィジカルコンタクトの多いインサイドの選手がこの基準に合わせるのはかなり難しいよね。うーん

外国籍2名のEASLのベンチ登録ルールでダーラムが登録を外れ、ベンチ入りしたローがDNP(Did not play)の中、クーリー27分の起用にとどまったのはかなり痛かった。パワーで圧倒していただけにクーリーがもう少しプレーできていれば・・・と思ってしまう。

1月24日㈬グループ最終節はさすがに外国籍がロスター復帰していると思うからもっと戦いやすいはず。うっぷんを晴らしてほしい!

■いきりタマヨが好きです

カール・タマヨ
34分出場
16得点
7リバウンド
2アシスト
1ブロック

タマヨはよく頑張ったよね。クーリーの5ファウル退場、ヴィック・ローとダーラムが試合に出られない中34分出場でファイトしていた。

今シーズンのタマヨはもちろんレベルアップしているけどそれよりも戦う気持ちが見えて来るようになったのがすごく好き。

「選手である前に戦士であれ」

わたしの好きな格言なんだけど、この日のタマヨは完全に戦士だった。

チームのために身体を張り、泥臭く仕事をして、新台北キングスの外国籍とも気後れせずにやりあって死ぬほどかっこよかったぞ。

この気持ちがあればBリーグ戦でも起用時間は増えそうよね。昨季桶谷HCが言っていた「ファイナルピース」ってのは今季の最後にフラグ回収するよ。絶対に。

私は保険をかけて近い将来って言っていたけど、今季終盤にタマヨがチームを救うと予言しておくわ!

■植松がチームに貢献

植松義也
18分出場
7得点
3リバウンド
1ブロック

外国籍が多く欠場する中で植松の出番が多く回ってきた。

植松は試合にでたらめっちゃ仕事するね!これだからファンに愛されるのよね。外国籍にひるまず身体をバチバチにぶつけてリバウンドをもぎとりこの試合もブロックをかます。

厳しい状況でも準備を怠らず、何度も立ち上がって困難に挑んでいく姿を見ているようで本当に心を熱くさせる。

■3Q終了間際の謎の2点を解説

3Q終了間際のディフェンスリバウンドで何度も争っているところで笛がなり、何故か新台北キングスの2点になったシーン。

これの解説しますね。

コール内容は「インタフェアレンス」

シュートが入る可能性がある中でボールをはじいたりリングやボードを触ってボールに影響を与えてはいけないってルール。

新台北キングスの選手がオフェンスリバウンドからシュートを打った後に今村がゴールネットを引っ張って妨害したって判断された。それで得点が認められて新台北キングスに2点が追加された。

そういうことです。

いまむーがネットを引っ張ったってジェスチャーしてました。

そのシーンがリプレイされていたのでいまむーがネットを引っ張っていたかどうかはご自身で見て判断シテクダサイ。

■最後の最後でリンサニンティ

※ここではキングスは琉球のこと、新台北キングスは新台北って書きます

元NBAのスター選手のジェレミー・リンはやっぱりすごかった。キングスの強度の高いディフェンスを切り裂いていたしフィジカルもいい、そして最後にシュートをキャンセルしてアシストする技術も高い。

それでもキングスは後半にはジェレミー・リンに対応できていた。逆に後半はリンのところでファウルを狙ったりTOVを誘発したりキングスがアドバンテージを取れていたが

最後の最後にいまむーがリンを守り切ったと思った所で超タフなスリーポイントを決められてしまった。

2010年代にNBAで一世を風靡した”リンサニティ”あの時の狂気的な勝負強さは今でも健在だった。

いやーキングス戦でそれを発揮するのはやめてくれよ~。

■桶谷HCの熱いベンチテクニカル

厳しい判定が続いてクーリーが退場しても何とか勝ちをたぐりよせようと選手もコーチ陣も戦っていたが、今村がドライブした際にハードディフェンスを受けるがファウルをコールされなかった事に桶谷HCがぶち切れ!

オコタニHC「おい!審判!あれがファウルじゃないってどうなってんだよ!頭もぶつけられて、腕もバチバチたたかれているだろーがよ!どこ見てんだよ!(映像から推測する超意訳です)

無事ベンチテクニカルをコールされる。

でもこれは桶さんも分かっててやってるよね。選手のフラストレーションを代弁して抗議してくれてる。選手を守るためにベンチテクニカル覚悟で抗議する桶谷HCはクソかっこいい。

一緒に戦ってくれてる桶谷HCにまた惚れてしまた。

■超絶不利な状況でも戦える強さ

今季はなかなか揃わない!!ロスターがぜんっぜん揃わない!!ギリギリ抜け道のILループしていてもぜんっぜん揃わない!

長崎戦の外国籍ローだけ(タマヨすら居ない)

新台北キングス戦のキー選手のローとダーラムどっちも不在。そしてクーリーとタマヨのファウルトラブル。

そんな絶望的なロスターの中でも強豪と十分に戦えるキングスの真の強さは本物だと思う。

これっていまセカンドユニットとサードユニットがめちゃくちゃ良い経験出来てるよね。ロスターの実力の底上げが出来ていると思う。

ロスターが揃ったら絶対に日本人のセカンドユニットは復活する。そもそもセカンドユニットは外国籍が足りてないからね。批判するにはアンフェアだ。

来月には天皇杯準決勝があるしそこまでには全員そろって状態をあげてほしい!

■まとめ

ハードスケジュールの中選手の皆さんお疲れ様♪̊̈♪̆̈

そして台北まで行って選手を勇気づけてくれたブースターさんたち!

まじでありがとうございます&お疲れ様でした!

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