■ボックススコア
■ファストレビュー
STARTING FIVE
#7 アレン・ダーラム
#14 岸本隆一
#30 今村佳太
#34 小野寺祥太
#45 ジャック・クーリー
キングスはお馴染みのスタメン。島根はGAME1ベンチスタートだったビュフォードがスタメン復帰。
お互い激闘の疲れが無かったような激しいディフェンスの立ち上がり。キングスはミドルレーンとインサイドを強調したオフェンスに対し島根はやはりビュフォードを中心にインサイドアウトの展開。小野寺が安藤誓哉を消すようにスッポンディフェンスを見せ、更に得点でも貢献。岸本の3連続得点でキングスが流れをつかむ。
2Qはお互いさらに強度を増す。5分で5-5と締まった展開の中、オフィシャルTO後に岸本のステップバックで得点したかと思えば、津山が3本目の3ポイントで応戦。タマヨがビュフォードに対してハードグッディ!からの3ポイントで琉球44-43島根 キングスリードで試合を折り返す。
3Qは今村がオンファイアー。この日これまで2得点だった今村が3Qだけで11得点。3ポイントに始まりドライブからの得点、ストップ&ターンアラウンドショットとスコアを伸ばす。対して島根は鉄人ニック・ケイが3Qのみでこちらも11得点と大活躍。ニック・ケイが島根の苦しい時間をつないで最終Qへ。
4Qは全員バスケのキングスが先行。松脇の3連続スリーで最大12点差リードを広げるが島根は安藤の1本目の3ポイントが決まり、2本目、そしてレイアップと得点を伸ばし点差を詰める。お互いディフェンスの強度があがり停滞したところを岸本隆一のクラッチタイムDEEP THREEが決まり勝負あり!
琉球91-84島根 キングスがライバル対決を制しシリーズ2連勝でBリーグ第8節を終えた。
■小野Dと今村のディフェンス力
安藤を止めろ⇒小野寺
ビュフォードを止めろ⇒今村
GAME1に引き続き重要なタスクを任された2人。
小野Dはまず安藤にボールを持たせない事を徹底した。ボールがあるところを無視して安藤にすっぽんの様に執拗にマークした。安藤を試合から消すことで4対4で試合をするってイメージ。だがそれでいい。エリートシューターの安藤を少しでもフリーにすればビュフォードからの高速パスが飛んできてシュートを決められてしまう。小野寺は安藤を試合から消すことでビュフォード⇒安藤のホットラインを消し去った。
今村はビュフォードに厄介な選手だと思わせることに成功している。映像を見直してもらえればわかると思うけど、ビュフォードは松脇がマークの時はドライブで振り切る選択をしていて、今村がマークの時は慎重にボールを動かしてジャンプシュートかドライブしてパスを徹底している。
ビュフォードは今村のディフェンスを評価して自身のオフェンスの選択を変更しているわけだ。
Bリーグで島根を一番止めれるチームはキングスだってはっきり分かんだね!
おまけ
3Qのカウンター速攻の時に今村が小野寺に出したアリウープパス・・・・あれは・・・・わろち!
沖縄アリーナと全国バスケファンがザワついたワンプレーでした(笑)
小野D「えっ!!おれぇ!?」
って聞こえた気がしたw
■リバウンド王の支配力
Bリーグのリバウンド王、ジャック・クーリーのゴール下はやっぱ支配的。
ジャック・クーリー
27分出場
16得点
19リバウンド
1アシスト
1 テクニカルファウル
19リバウンドはやりすぎだってばよ!
ぶつかり合いとリバウンド争いでゴリっと島根のスタミナを削って、インサイドで16得点して怪我明けっていうのを忘れてしまうほどの活躍。
ライバル対決でインサイドを支配できたのはデカすぎる。試合勘も戻ってきてオフェンス時に相手のヘルプディフェンスに対してびっくりしてボールを失わなくなったのも心強い。
EASLでもクーリーのインサイド支配がが見たいです!
■足がつってもエースを全うする漢ビュフォード
怪我明けのビュフォードは休みながら試合をするわけではなく、GAME1は30分、GAME2も36分と病み上がりと思えないプレータイム。
そんなビュフォードが4Q早々にリバウンド時に足を痛めた様で倒れ込んだ。
ケイレン?ならまだいいが・・・・痛がり方が心配な感じだったので
「あーこりゃ流石にビュフォードの脚が限界だな・・・病み上がりで無理させてしまったツケが来たな。今日は残り時間ベンチかな。」
と誰もが思ったはず。
ヘナレHCの判断は・・・・・・
(病み上がり、足つり、長時間起用)ビュフォード続投!!!
まじかよ・・・・信じられん・・・・
ビュフォード「足がもげても勝つぞ」という狂気じみた気迫を感じる・・・。
Bリーグのスーパースターなので健康を保ってほしい。
■大きな意味を持つ2勝
ライバル対決のキングス2連勝はかなり大きな価値がある!
これはキングス選手・ブースターだけではなく、島根側も分かっている。
この試合の価値を熟知しているからこそ、この試合に合わせてエース・ビュフォードを復帰させたし、ビュフォードが復帰してもニック・ケイをフル出場させた。
それでもキングスの2連勝。
正直、島根はGAME1で絶対に勝ちたかったはず。ビュフォードの復帰という奇襲カードを持っていたから無条件でキングスを混乱させることが出来るからね。
キングスはGAME1の前半こそ面を食らってバタついたけど、後半には見事に修正してきた。お互い完全体のロスターでは無かったけど、それでも奇襲に動じず勝ち切ったキングスの強さはやはりホンモノ。
キングスはビュフォード対策としてヴィック・ローという最強のカードを持っているしね。
キングスの強さと、本気で勝ちにこだわったけど勝てなかった島根。
勢力図を決定づける2試合となった。
■本当のディープスリーを教えよう
はぁ~(クソデカため息)
最近、ちょっと離れた所からのスリーも「ディープスリー、ディープスリー」ってうるさいんだよね。
ディープって深いって意味なんだよ?知ってる?
そんなちょっと離れた所からスリーを打ったところでそれはディープじゃなくてシャロウなわけ。
ここで本当のディープスリーってのも見てもらおう。
これよ!これ!!
くう~!!クラッチタイムで打つディープスリー!もうほぼロゴスリー!そして決めきるカッコよさ!!
これだから岸本隆一はやめられません!!
■まとめ
愛をありがとう(*´³`*)
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