2023年10月24日㈫15時 琉球ゴールデンキングスのヴィック・ローがインジュアリーリスト登録された。
開幕前から渡邉飛勇、ジャック・クーリーに続いて3人目のインジュアリーリスト入り。インジュアリーリスト登録は各チーム2人までなので押し出される様にジャック・クーリーがリスト登録抹消。
さて、一体チームで何が起こっているのか・・・
ちょっとまとめてみようと思う。
■ヴィック・ローのインジュアリーリスト登録
公式の発表はこちらです↓
■登録日:2023年10月24日(火)
■公示理由:左膝蓋靭帯炎
■全治:4週間
膝蓋靱帯炎、通称:ジャンパー膝
クーリーと同じ診断がされているます。ただクーリーやヒューと違って全治:4週間との診断がされているのでその点は少し安心。
クーリーの故障者リスト入りが発表された当初にまとめた記事も合わせてみて頂けると理解が深まると思います。
■全治4週間はジャンパー膝の中では軽傷
全治4週間はジャンパー膝の中では軽傷です。
ただローの様にスピードでちぎる、かと思ったら急ブレーキでジャンプショットみたいなプレースタイルはかなり膝に負担がかかります。
ローはかなり高いジャンプでリバウンドを保持するので着地時にも膝に超負担。
ローが得意のワンステップレイアップも膝に超負担がかかります。
ジャンパー膝の全治4週間は実際痛みはあるがサポーターやテーピングを使えば試合には出られるクラス。でも炎症⇒寛解⇒炎症⇒寛解のループになってしまうので、無理をして放っておくと全治半年とかになってしまう。
休めるうちに休んでおくのは絶対に正しいと思う。
■過密スケジュールの影響
キングスの場合はBリーグとEASLを並行して戦っていくのでどうしても過密スケジュールになる。
しかもEASLは各国の強豪チームばかりでハイインテンシティでエナジーを消耗すること間違いなしな上にAWAYゲームの場合は海外まで行くことになる。
ミッドウィークの水曜日なので帰って来たらすぐに週末のBリーグの準備をしなければならない。これはキッツイ。
過密スケジュールは必然的に怪我のリスクが高まるので、リスクを最小限に食い止めるためにもインジュアリーリストを使って疲労蓄積による怪我を未然に防ぐことは大切な事だ。
■インジュアリーリストは医師の診断書が必須
インジュアリーリストをBリーグへ申請、登録するためには医師の診断書が必要。
お医者のちゃんとした診断書が無いとそもそもインジュアリーリストに登録できないんですね。
じゃあさ・・・・・悪い子は気づくよね。
「あれ?お抱えの医師に好きなように書いてもらえばよくね?」って。
これを思った人は悪い子です。
私は思いもしませんでした。本当です。
お医者が患者の思い通りになるように虚偽の診断書を作成した場合、虚偽診断書等作成罪となる可能性があるため下手すると禁固3年以下の可能性があります。なのでそれは出来ませんしあり得ません。
■カークがいてくれて良かった
とはいえ今回はカークがいてくれたおかげでマジで良かった。
ローがIL(インジュアリーリスト)登録されても、ダーラムとカークと復帰のクーリーでなんとかローテーションを組めるのはデカい。まじでデカすぎる。
ホーム開幕戦の川崎はニック・ファジーカス、ヒース、に新加入のロス・アレンとウィンブッシュがいるため厳しい戦いが予想されるし、11月の島根戦までは4週連続で1週間で3試合と超過密日程。
これを復帰のクーリーとダーラムだけで回さないといけなかったと思うとゾッとする。
ホントにカークがいてくれてよかった。
クーリーとの連係の部分はこれから構築していかないといけないけど、二人ともハンブルな性格だからすぐにフィットしてくれると思う!
■まとめ
役割的にやっぱりタマヨがカギになりそう。
ファジーカスの挑発に乗らないで逆にかましてやろうぜ!
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