先週末に中地区首位の三遠に2連勝をおさめたキングスはミッドウィークに難敵・京都ハンナリーズ(西地区8位)をホームで迎える。
キングスはなんだかんだで京都に足元をすくわれガチだからな・・・それでも三遠シリーズで見せたキングスのパフォーマンスは圧倒的だったからこの試合も期待しちゃう。
それでは確認していきましょう!TIPOFF!
■結果・ファストレビュー
STARING FIVE
#4 ヴィック・ロー
#7 アレン・ダーラム
#14 岸本隆一
#15 松脇圭志
#53 アレックス・カーク
バイウィーク明けからお馴染みなっている3ビッグに松脇を加えたスタメンで試合に入るキングス。開始直後は京都の岡田侑大(189cm/PG・SG)のゲームメイクが光り0-7のランを許すがキングスが3ポイント、インサイドと落ち着いてボールを展開しキングスのペースに持ち込んでいく。セカンドユニットのクーリー今村は相変わらず強力で試合の主導権を渡さない。2Qには荒川と松脇の活躍もあり前半を58-42で折り返す。
後半に入っても強度が落ちず岸本が3Qだけで3ポイント3本を含む13得点と爆発。4Qは怪我で離脱していた渡邉飛勇が復帰。植松もコートインして普段プレータイムが少ないメンバーが得点を挙げてロスター全員得点を達成。
琉球106-80京都
難敵・京都に圧勝。最高の形で3月16日㈯天皇杯決勝に臨むことが出来る素晴らしい勝利となった。
■難敵・京都ハンナリーズを攻略
今日のキングスは完璧だったね。
ドライブでインサイドアタック、3ポイント、ゾーンプレスの回避、2-3ゾーンへの早い対処、セカンドユニットの躍動、復帰ヒューの得点、植松の3ポイント、100点ゲーム・・・・
ちょっとケチがつけられない内容だった。そのうえで今季最多29アシスト。まじで快勝。アシストが多いっていうのは一人にボールが集中しないでスムーズに回っている一つの指標でもあるんだよね。今日の試合は見てわかる通り全員がボールを触ってフィーリング良くプレーしていた。
前田悟が復帰して以前の対戦より戦力アップした難敵京都ハンナリーズに快勝!
この勢いをもって天皇杯決勝(3/16vs千葉)さいたまスーパーアリーナに殴り込みだ!
■まつわき覚醒
松脇ことまちょの活躍を見落とさなかったぞ!
3ポイントとディフェンスが得意な松脇がバイウィーク明けから覚醒している。3&Dとしての役割だけじゃなくてハンドラーとして3ポイント打つのかパスするのかドライブするのか判断も的確だし、ディフェンスも対人ディフェンスだけじゃなくて一手先のパスをあらかじめ読んでいるディフェンスがバキバキに良くなっている!
2Q3:30くらいのスティールのヘルプディフェンスひくほど良かった。
たつまる「あっクーリー引っ張り出された・・・岡田のパスが通る・・・松脇!!?」
クーリーが引っ張り出されてできたギャップを松脇が埋めるポジショニングでスティール。素晴らしかったね~三遠戦でもこういうシーンあったからチームディフェンスがフィットしてきているはず。
松脇用のダブルスクリーンを使ったセットオフェンス、ドライブしてストップ&シュート、昨季今村が千葉戦で決めた5.5秒のスローインプレー。松脇の自信とチームの信頼が各所に見てとれる。
まつわき、とうとう覚醒したかもしれん。
■クーリー4アシスト
ジャック・クーリー
19分出場
15得点
3リバウンド
4アシスト
クーリーの3リバウンドの少なさが目立つけど4アシストの意味がでけぇぞ。
バイウィーク明けからクーリーのアシストが光っている。カークが得意にしている逆サイドに展開するパスをクーリーもするようになっているのよ。
これは相手にとっては死ぬまで止めにくいし多分止められない。Bリーグでは止める方法がないと思う。
なんでかっていうとインサイドの覇者であるクーリーにボールが入ったら1対1では止められないから、もう一人ヘルプに来るよね。二人で挟んでディフェンスして止めよう!ってのがこれまでのクーリーの守り方の模範解答だったのよ。
でもクーリーはそれに適応して引き付けて外にパスするようになっている。
クーリーがディフェンスをもう一人引き付けた事でオープンになった選手が余裕をもって3ポイントを打つことが出来てるよね。それが高確率3ポイントに繋がっている。
かといってクーリーにもう一人行かないとインサイドで蹂躙されてしまう・・・
「Pick your poison」
相手チームはどちらの毒をくらうか選ばないといけない。これはBリーグ全体の課題になるレベルのクーリーの成長。
パスが上手いカークの加入でこんな副産的な効果があるとは思わなかった。キングスはここから本当の意味でインサイドを支配していくよ。
あ、あとシューターとしての才能も開花したからね(笑)対戦相手はますますプルプル震えてお待ちやがりください。
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